突然ですが、配偶者の浮気に気付いたらあなたはどうしますか?
絶対に許せないと答える人が多いと思いますが、実際に離婚をするとなると子どもや今後の生活など、多くの問題が発生することになります。
また、配偶者に対して愛情がある場合には、浮気は許せないけど離婚はしたくないと思う方も多いでしょう。
実際には、配偶者の浮気に気付いた場合には、
・浮気を辞めさせて結婚生活を続ける
・夫婦関係の再構築が出来ない場合には離婚する
・浮気をそのままにして結婚生活を続ける
の3つの選択肢があることになります。
このページでは、離婚に気付いた時の3つの選択肢のメリットとデメリット、具体的な方法をご紹介したいと思います。
まずは浮気の事実を確認することから始める
配偶者の浮気を疑った時には、疑うだけの理由があると思います。
ただし、思い過ごしや勘違いの可能性もありますので、浮気をしているのかを確認することから始める必要があるでしょう。
浮気は通常隠れてするものですので、決定的な証拠を手にすることは出来ないかもしれませんが、浮気をしている以上何らかの痕跡が残っているものです。
浮気を確認する方法は幾つもありますが、スマホ、財布やカバンの中を確認することができれば浮気の痕跡が残っていることが多いようです。また、クレジットカードや電子マネーの明細を確認する事でも疑わしい行動が分かることがあります。車を利用している人の場合には、カーナビやドライブレコーダーなどで浮気を確認できることもあるようです。
その他、共通の友人や知人からの情報、配偶者の勤務先の友人や知人が居る場合には、協力をして貰ったり情報を得ることが出来る場合もあります。
浮気を確認するときには、相手に浮気を疑っていることを気付かれないことが大切です。
あなたが浮気を疑っていることに気付くと、浮気の証拠を消してしまうことが多いだけでなく今後は浮気をより警戒して行うようになってしまい、浮気を確認することが出来なくなってしまうことが多いようです。
あなたに浮気がバレたかもしれないと感じたとしても、残念ながら浮気を辞める方は少なくバレないようにより巧妙に浮気をする方が大半になります。
そのため、相手に浮気を問い詰めることは最終手段として、相手に気付かれないように浮気を確認することから始める必要がります。
後で詳しく説明しますが、もし離婚をする場合や慰謝料を請求する場合には、浮気を証明する証拠が必要になることがあります。今後の対応を有利に進めるためにも、浮気を疑っていることを気付かれないようにすることが大切です。ついつい感情的になってしまいがちですが、冷静になって行動するようにしましょう。
浮気を辞めさせて結婚生活を続ける方法
浮気が分かった時、多くの方は浮気を辞めさせ結婚生活を続ける対処法を選択するのではないでしょうか?今まで通りの生活を続けることが出来れば、自分はもちろん子どもにとっても最善の解決策であると言えますので、最も多くの方が選ぶ解決策の一つであることに間違いありません。
ただし、配偶者に浮気を辞めるように話をしても、浮気をすんなり辞めてくれないことも少なくありません。
特に夫婦仲が上手く行っていない場合、浮気相手と本気の関係になっている場合には、浮気を辞めないことが多い傾向にあります。また、そもそも浮気を悪いことと考えていない方も少なからず居るようですし、浮気の原因をあなたの責任にして反省しない方が居るもの事実です。
このようなケースでは、浮気に対して一方的に責め立てることで状況が悪化してしまうことも考えられます。浮気をしている人が悪いことに間違いありませんが、浮気を責めるだけでは解決しないことがあるのも事実です。
また、浮気相手と別れさせれば夫婦関係が良好に戻る訳でもありません。夫婦関係は、お互いの感情による部分が大きく影響しますので、正論や理屈通りには物事が進まないことの方が多いと考える必要があるのかもしれません。
浮気を辞めさせるには、浮気相手よりもあなたを選んでもらう必要があると言えます。
感情的には配偶者の浮気を責めたい気持ちは理解できますが、そのことが原因で夫婦関係がさらに悪化してしまうことも考えられます。納得がいかないかもしれませんが、相手の気持ちも理解して冷静に対処する必要があるでしょう。
また、今後の生活や子どものことなども話し合い、配偶者に今の生活を続けたいと思ってもらうことも大切です。
浮気はもう辞めると約束をしても、こっそりと隠れて浮気を続ける人がいるのみ事実です。
このような時には、浮気相手に対して慰謝料を請求することで、事の重大性を気付かせることが出来ることもあります。また、和解書で今後2人が会わないことを約束させ、会った場合には金銭を支払うことを約束させことで浮気を辞めさせることが出来ることもあります。
配偶者に対して愛情がある夫婦、今の生活を失いたくない人、専業主婦など離婚後の生活に不安がある人、一度や二度の浮気は許せる人にとっては、浮気関係を解消させて結婚生活を続ける方法がベストな解決策になるのではないでしょうか?
夫婦関係の再構築が出来ない場合には離婚する方法
すでに夫婦関係が破綻していて、浮気がきっかけで離婚を考える方もいれば、夫婦関係の修復を図ったものの上手く行かず離婚に至るケースもあるでしょう。
実際に、浮気が発覚した時に離婚する夫婦は30%前後と言われていますので決して少ない数字ではありません。
浮気が原因で離婚を決意する割合は、男女で大きな差があると言われており、女性よりも男性は浮気をされたときには離婚を選ぶ人が多い傾向にあります。
これには幾つかの理由があると思いますが、男性は遊びや体の関係を求める浮気が多く恋愛感情が無い浮気をする人が多いのに対し、女性は恋愛感情のある本気の浮気が多い事から、浮気の解消や夫婦関係の再構築が難しい傾向にあることが一つの理由だと思われます。
また、男性は結婚後も仕事を続けている方が多く、離婚をしても経済的な不安が少ないことも考えられます。
配偶者が浮気をしていた時には、相手が離婚に同意しない場合であっても、裁判で離婚を成立させることが可能です。また、浮気は不法行為に該当すると考えられており、配偶者や浮気相手に対して慰謝料を請求することが可能です。なお、離婚をしない場合であっても、一定の条件を満たす浮気の場合には、浮気相手に対して慰謝料を請求することが可能です。
離婚や慰謝料が認められる浮気とは、性的関係があったかで判断されます。そのため、性的関係が無いキスやデートなどの関係だけでは、基本的に離婚や慰謝料は認められません。
また、浮気の事実は、原告であるあなた自身が証明する必要があります。相手が浮気を認めている場合には問題はないのですが、実際には浮気を認めない人も多くいますので浮気の証拠が必要になるケースが多くなるでしょう。
裁判では、「疑わしきは罰せず」の考え方があり、性的関係があったことを証明する証拠が無い場合には、浮気が無かったこととして判断されてしまうことが少なくありません。これは、冤罪を避けるために大切な考え方であるものの、浮気被害者にとっては一つの大きな障害であると言えます。
浮気は基本的に隠れてするものですので、浮気の明確な証拠を揃えることは難しいと言うことが出来ます。
このような時には、探偵が行っている浮気調査を利用する方法もあります。
探偵が行う浮気調査は、成功率が90%以上と言われていますのでかなりの確率で証拠収集が成功していると言えます。また、探偵は調査のプロですので、裁判で証拠として採用される浮気の証拠を熟知しており、本当に意味のある証拠収集をしてくれるメリットもあります。
それ以外には、浮気の証拠を得るために、自分でも知らず知らずのうちに違法な行為をしてしまっていることも少なくありませんが、探偵は調査のプロであり違法な方法と合法な方法の境界線を理解しています。
違法な方法で入手した証拠は、裁判で認められないばかりか、あなたが不利な立場になってしまうこともありますので注意が必要です。
浮気調査を行っている探偵のホームページはこちら
浮気の明確な証拠は、裁判で大きな威力を発揮するだけでなく、和解を成立させるためにも役に立つと言うことが出来ます。
裁判をしても負けてしまう証拠がある場合には、相手も裁判をしても結果が変わらないと考え和解に応じる可能性が非常に高くなると言えます。そのため、離婚や慰謝料を早く成立させることができ、裁判や弁護士費用なども削減できるメリットもあるでしょう。
浮気をそのままにして結婚生活を続ける方法
非常に少数かもしれませんが、配偶者が浮気をしていても夫婦生活をそのまま続ける夫婦が一定数いるのも事実です。
既に夫婦間の愛情が無い夫婦では、相手に対して裏切られたと言う気持ちにならないこともあるようです。また、浮気は許せないものの、それ以上に今の生活を維持したいと考えて、浮気を許したり気付いていないふりをしている夫婦も居るようです。
あなたが精神的に負担に感じない場合には、浮気をそのままにして今の結婚生活を続けることも一つの選択肢になるのかもしれません。
感情的にならず冷静に判断することが大切
浮気の問題は、どうしても感情的になってしまう傾向にありますが、今後の長い人生に大きく影響する決断になります。感情的になって離婚をしたものの後になって後悔をしている方がいるのも事実です。
少し時間を空け冷静になること、信頼できる人に相談し他人の意見を聞くなど、慎重に判断するようにしましょう。